サラブレッドは暑さに弱い生き物なので、夏を越すとことが大きなテーマになります。

宮崎育成牧場

宮崎育成牧場は、昭和38年までは宮崎競馬場として競馬の開催が行われていました。

 

競馬場の廃止後、JRAが管理する育成牧場として生まれ変わり、現在に至ります。

 

宮崎育成牧場では、サラブレッドの育成を行うかたわら、『馬のいる公園』として一般開放を行っています。

 

九州地区は、今でこそ競走馬の生産が少なくなっていますが、かつては非常に大きな馬産地でした。
そのような背景から、人間と馬の距離が近いという地域性をもっています。

 

宮崎育成牧場におけるJRAの狙いとしては、宮崎の温暖な気候によって、より強いサラブレッドの育成を行いたいというものです。
公式的に、「ダービーや海外で勝てる馬を育成することを目指す」と宣言しているので、それは明らかであります。

 

宮崎県の特徴としては、冬期でも温暖な気候であり、加えて快晴日数が全国の中でもトップクラスであることが挙げられます。
JRAもこれをサラブレッドの育成の大きなメリットと公式的に明言しています。

 

しかし、サラブレッドは一般的に暑さに弱い生き物です。
そのため、夏を越すということが非常に大きなテーマとなります。

 

実際に、競走馬としてデビューした馬の中で、目を引くような活躍をした馬たちは夏を北海道で過ごし、安全に夏を越すために配慮されます。

 

そのことからもわかるとおり、宮崎県で競走馬の育成を行うことの全てが良いというわけではありません。

 

ただ、JRAが競馬界の発展のために所有し、管理している育成牧場なので、競馬界の発展には大きな力を発揮してくれるという期待があります。

 

競走馬の事実的な結果のうち好結果を残している馬の多くはJRAの育成牧場出身の馬たちではありません。

 

日本を代表するサラブレッドの生産者は、JRA以上の結果を残しているということです。
しかし、それでも、JRAが研究を行った結果によって、日本競馬が更なる発展を遂げる可能性があります。

 

かつて、日本では九州の馬産地が盛り上がっていたという事実もあります。
それを思うと、九州から誕生する超一流馬を願う気持ちが生まれます。