最近では、セイウンワンダーがG1を勝ち、その他の重賞勝ち馬が出ています。

日高育成牧場

日高育成牧場はJRAが所有し、管理している育成牧場です。

 

宮崎牧場(九州)とは対極的な気候の北海道の牧場なので、夏の気候がサラブレッドにマッチしています。

 

育成牧場としての存在意義は、サラブレッドの育成における研究を行い、育成技術の向上を狙ったものです。その情報は、他の生産者に共有されているので、日本のサラブレッド育成の発展に寄与していると言えます。

 

しかし、純粋に育成牧場として強い馬の育成を目指しているので、日本のサラブレッドの生産界の更なる発展を目指しているだけではありません。

 

実際に重賞を勝つような活躍馬が出ているので、実績的には十分であると言えます。

 

日高育成牧場は、競走馬の生産を行ってはいませんでしたが、現在では生産から育成までを行うようになりました。

 

かつては、セリ取引で購入したサラブレッドの育成を行い、それを馬主に抽選で頒布していました(抽せん馬制度)が、その後、サラブレッドの生産を行うようになり、トレーニングセール(JRAブリーズアップセール)にて売却を行っています。

 

ただ、日高育成牧場内の施設の運営の全てをJRAが行っているわけではありません。

調教施設の運営は、軽種馬育成調教センターがJRAから委託され、行っています。
サラブレッドの育成に適した気候の中で、かつ十分に整えられた施設環境を有しているので、サラブレッドの育成をしっかりと行えています。

 

最近では、セイウンワンダーがG1を勝ち、その他の重賞勝ち馬が出ていることからも、それがわかると思います。

 

基本的に、日高の馬は低価格というイメージで間違いありません。

 

価格が安く、血統的に超一流ではない馬で結果を出しているので、馬は血統だけでは決まらないとはいっても、素晴らしい成績と言えます。

 

特に、抽せん馬制度があった頃には、JRAが科学的な分析のもとに素晴らしいと判断した馬を購入し、育成を行い、イソノルーブルなどのG1馬を輩出しました。

 

このことからも、日高育成牧場が培ってきたものの大きさがわかると思います。